ディノスシネマズBLOG

2018.05.14「手紙は憶えている」(2015年:カナダ・ドイツ)

テーマ:映画コラム

「人生はビギナーズ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞した
ハリウッドの重鎮クリストファー・プラマー好演の秀作!
認知症を患いその日のことも忘れてしまう悲しい老人の復讐劇。

ユダヤ人のセブ(クリストファー・プラマー)は今年90歳。
認知症を患っていてケアしてくれる老人ホームで暮らしていました。
認知症が進み最近起きた出来事さえもすぐに忘れてしまう
悲しい晩年を迎えていたのです。
しかし、そんなゼブには優しい友人のマックスがいます。
彼はセブがいつでも思い出せるように
セブの妻がなくなった時の事を
事細かにメモに書いてセブに渡していました。
そしてセブの妻の葬儀の日に
セブはマックスから一通の手紙をもらいます。
そこには第二次大戦中、
セブとマックスはナチスドイツのアウシュビッツ強制収容所に
収容されていてそこからの帰還者であり
二人の家族を殺したのは
ナチス兵士のオットー・ヴァリシュと言う男で
現在はルディ・コランダーという名で
北米で普通に暮らしているというものだった。
マックスは4人の同姓同名で同じ世代のルディ・コランダーを
調べ上げており脳梗塞で身体の自由が効かないマックスに変わって
セブに復讐の実行を任せるというものだった。
セブは一人老人ホームを出て拳銃を手に入れると
一人目のルディ・コランダーのもとへ向かうのだが・・・。

悲しい過去をも一晩経つと
忘却してしまう認知症を患っている
90歳の主人公の復讐劇「手紙は憶えている」
題名の通り自分の妻の死さえも忘れてしまう
重度の認知症だが
家族を殺したナチスへの復讐のために
一人旅に出るのです。
この映画見どころは何と言っても
クリストファー・プラマーの名演技なのですが
あらゆるところで小出しにされるミステリーの鍵を
見つけ出しているのに
思いっきりひっくり返るくらいの衝撃を受ける結末は
他にありません。
二次大戦の悲しみを引きずる古老の生き様。
おすすめです!

感動はここから始まる
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(MASA)
#SDエンターテイメント #手紙は憶えている #クリストファープラマー